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<<   作成日時 : 2015/01/04 11:03   >>

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平沢進 vol.5 (4)

作風の変化からファンを戸惑わせた『Sim City』。収録曲の中でも<去勢の歌手団>という歌詞が鮮烈な「Kingdom」は、迫害を受ける性的マイノリティを歌った曲だと思われた。
しかし、奇妙なのは散見されるキリスト教のモチーフだ。
仏教徒が多い Kingdom of Thailand(タイ王国)が舞台にもかかわらず、遥か遠いバチカン市国にあるシスティナ礼拝堂が登場するのは何故?
キーになるのはミケランジェロが礼拝堂の天井に描いた『最後の審判』だ。
現代において「最後の審判」と言えるシチュエーションは核戦争だろう。
つまり、<喝采にそびえ立つ弾丸>は、核弾頭を搭載したミサイルであり、人類がその愚かさのために滅びる日を歌っているのだ。
確信を得たのは<終末の避暑のため>という歌詞で、長い間この謎のフレーズは私を悩ませた。
週末の避暑?ブルジョアが別荘でテニスでもやるのか?
いや違う。週末の避暑 = “終末の日”暑 なのだ。

天に召されたイエスが再び降臨し、世界の終わりの日に信者を天国に導き入れる。
なるほど。<シスター千人/歌手団千人>の<千人>が、最後の審判以降、神が直接地上を支配する「千年王国」を連想させる言葉として機能するではないか。
ちなみに Kingdom は「天国」を意味する言葉でもあるらしい。
歌詞中のキミをカミと読み換えることも可能だ。

虐げられた者達が<秘密の声>の主を歓待の歌で迎える。
夢に見た救済の時は来たのだ。


(イエスの「再臨」を歌ったのが「サイレン」と考えるのも面白いだろう)

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